2013年8月24日土曜日

本気で「女性の活躍」を望んでいるの?

あまり政治のことには触れたくないのだが、
K新聞の2面記事に、「女性活躍へ4億円超」の見出し。

内閣府が、安倍晋三首相の掲げる成長戦略の中核、 
「女性の活躍」を促進する事業に2014年度予算として4億5千万円を概算要求の方針とのこと。

え、たったそれだけ? 

それで、中核戦略と言えるのか・・・

もちろん内閣府以外からも次々概算要求が上がるのだろうけれど、
夫へのこれまでの有給休暇に加えて、2週間の産休義務や年間3週間の育児休暇義務を与えるくらいの計画を進めるには、あまりにも少ない予算ではなかろうか。
今や世の中は、イケメンからイクメンの時代なのだから。

ちなみに、同じ2面記事の左上には、防衛省の概算要求項目も掲載されていたが、
「水陸両用車2両の購入・・・13億円」
ふむ、1両にすれば、6億5000万円、女性活躍に回せる。

「最新鋭ステルス戦闘機、F35を4機取得・・・639億円」
ふむ、3機にすれば、160億円、女性活躍に回せる。
いや、2機にすれば、320億円も女性活躍に回せるではないかと・・・・

大震災復興費予算が、年度内に使い切れないなら、
残った費用は、とりあえず女性活躍に回せばいい。
土木建設費用ばかり考えているから、実施企業が足りなくなる。

近頃は、何が本気なのか、はなはだ分らなくなった。