2011年3月24日木曜日

原子力発電所について

福島原発事故の現状と今後想定される問題点について、
2011年03月17日、電話取材により、ジャーナリストの青木理氏が
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏に、尋ねた内容の記録。

http://www.videonews.com/asx/interviews/110317_koide_300.asx

上記の会話を、テキスト化して公開しているサイトのひとつ
YAHOO! JAPANより
福島原発事故/京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー

原子力発電の仕組みとは、

「広島に落とされた原爆で燃えたウランの量は800グラムでした。
現在、私たちが使用している原子力発電所は日本に54基あり、平均して1基につき100万キロワットを発電します。
100万キロワットの原発が1日稼動すると、ウランを3キロ燃やします。
つまり、広島型原爆3〜4発分のウランを燃やすわけです。
それによって作られたエネルギーの3分の1だけを電気にして、3分の2は海に捨てるというのが原子力発電所という機械です。」

「1秒間に70トンの海水の温度を7度上げて、また海に戻すという、なんとも言葉に尽くせないほどの膨大な環境汚染をしながら発電する装置です。」


ちょっと驚きの内容。