2016年3月21日月曜日

海外投資家に日本株離れ、10週連続売越し


さて、そろそろ動きが・・・

外国人投資家は、10週連続で日本の株を売り続けており累計で4兆3000億円を売却。
東京証券取引所では、取引の3/4を外国人投資家が占めるため、株式市場は大打撃を受けている。


 

国谷裕子キャスターの出演が最終回


2016年3月17日、NHKの報道番組「クローズアップ現代」では、国谷裕子キャスターの出演が最終回となった。

国谷キャスターは、1993年から、限られたニュース番組では扱えない様々な社会問題や政治、技術、風潮を紹介してきた。

たとえば、2014年の集団的自衛権行使容認の際、番組に出演した菅義偉官房長官に「他国の戦争に巻きこまれるのでは」「憲法を解釈で変えていいのか」と国民の疑問を代弁して質問を投げかけたが、官房長官が返答に詰まり、事前にこのような質問があると打ち合わせがなかったと秘書官が激怒。
番組終了後、官邸はNHK上層部に対して「君たちは現場のコントロールもできないのか」と厳しく抗議したと雑誌などでも取り上げられていた。

最終回の番組では、これまでに取材して放送できなかった学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さんや歌人の鳥居さんらを中心に「未来への風~“痛み”を越える若者たち~」と題して紹介した。


また、最後に、国谷キャスターのあいさつが約1分30秒放送された。

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23年間担当してきましたこの番組も今夜の出演が最後になりました。
この間、視聴者の皆様方からお叱りや戒めも含め、大変多くの励ましをいただきました。

クローズアップ現代が始まった平成5年からの月日を振り返ってみますと、国内、海外の変化の「底」に流れているものや、静かに吹き始めている「風」を捉えようと日々もがき、複雑化し見えにくくなっている「現代」に少しでも迫ることができればとの思いで番組に携わってきました。

23年が終わった今、そのことを、どこまで視聴者の皆様方に伝えることができたのか気がかりですけれども、そうした中でも長い間番組を続けることができましたのは、番組にご協力いただきました多くのゲストの方々、そして何より番組を見てくださった視聴者の皆様方のおかげだと感謝しています。

長い間本当にありがとうございました。

平成28年3月17日
国谷 裕子
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2016年3月12日土曜日

3.11ドキュメント

2011年3月11日の「東日本大震災」から5年。
地震が起きた時刻に合わせ、亡くなった方たちを悼み、各地で黙とうがささげられた。

■1万8455人の死者・行方不明者を出した東日本大震災。

■各地では、それぞれ追悼式が営まれた。

■また、行方不明者の捜索も行われた。依然、2561人の行方が不明。

■いまだに3県合わせて、約5万8000人が仮設住宅での暮らし。

■原発事故との戦いが続く福島県では、今も約9万8000人が県の内外に避難。

 
 

震災五周年追悼式 天皇陛下のおことば全文 (転載)

 東日本大震災から5年が経(た)ちました。ここに一同と共に、震災によって亡くなった人々とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。



 5年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波により、2万人を超す死者、行方不明者が生じました。仙台平野を黒い壁のような波が非常な速さで押し寄せてくるテレビの映像は、決して忘れることができないものでした。このような津波に対してどのような避難の道が確保できるのか暗澹(あんたん)たる気持ちになったことが思い起こされます。また、何人もの漁業者が、船を守るために沖に向け出航していく雄々しい姿も深く心に残っています。

 このような中で、自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、さらには、一般市民が、厳しい状況の中で自らの危険や労をいとわず救助や捜索活動に携わったことに深い感謝の念を抱いています。

 地震、津波に続き、原子力発電所の事故が発生し、放射能汚染のため、多くの人々が避難生活を余儀なくされました。事態の改善のために努力が続けられていますが、今なお、自らの家に帰還できないでいる人々を思うと心が痛みます。

 こうした苦難の中で、政府や全国の地方自治体と一緒になって、多数のボランティアが被災者のために支援活動を行いました。また、160を超える国・地域や多数の国際機関、また在日米軍が多大な支援に当たってくれたことも忘れることはできません。

 あれから5年、皆が協力して幾多の困難を乗り越え、復興に向けて努力を続けてきました。この結果、防災施設の整備、安全な居住地域の造成、産業の再建など進展が見られました。しかし、被災地で、また避難先で、今日もなお多くの人が苦難の生活を続けています。特に、年々高齢化していく被災者を始めとし、私どもの関心の届かぬ所で、いまだ人知れず苦しんでいる人も多くいるのではないかと心に掛かります。

 困難の中にいる人々一人ひとりが取り残されることなく、1日も早く普通の生活を取り戻すことができるよう、これからも国民が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います。

 日本は美しい自然に恵まれていますが、その自然は時に非常に危険な一面を見せることもあります。この度の大震災の大きな犠牲の下で学んだ教訓をいかし、国民皆が防災の心を培うとともに、それを次の世代に引き継ぎ、より安全な国土が築かれていくことを衷心より希望しています。

 今なお不自由な生活の中で、たゆみない努力を続けている人々に思いを寄せ、被災地に1日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。                         (2016.03.11)