最近は新聞もテレビからも大切な真実のニュース報道が無くなってしまった。
政府や大企業、政党に都合のいい受け流しの話だけで、国民に都合の悪い内容には触れないでおこうとするばかりである。
私達はインターネットで削除される前の内容を知るしかなくなってしまったようだ。
「きっこのブログ」の2012年6月8日の記述によれば、
『「豚に真珠」か「豚と心中」か』と題して、下記のような内容が伝えられていた。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2012/06/post-6a90.html
『そして今日、6月8日は、野田首相が夕方の会見で再稼働を宣言すると予告したもんだから、先週の6月1日の2700人を大きく超える4000人が集まった。午後6時になり、スピーカーから野田首相の会見の音声が流れ始めると、最初は静かに聞き入っていた人たちも、すぐに騒然とし始めた。野田首相が「福島を襲ったような地震、津波が起こっても、事故を防止できる対策と体制は整っています」と言った辺りからだ。』
つまり、首相官邸前で4000人くらい集まって抗議行動を起こしても、マスコミはそれが拡大しないように、極力ニュースとして知らせないように自主規制しているとしか思えない。
福島原発の現状も、「冷温停止」ではなく「冷温停止状態にある」というばかりで、いつになれば安心できるのか皆目見当もつかない。政府も民間企業任せでこのままの事なかれ主義で、20年でも50年でも、どこまでも引っぱろうとしているようで不安は募るばかり・・・
予定された原発再起動の既得利権など考えたくもないのだが、軍備と原発は一度その旨味を知ってしまえば残念ながら自分ではやめられないものらしい。
按牛頭喫草