2012年6月19日火曜日

粛々と原子炉起動、臨界の既成事実作りへ

2012年6月16日から、福井県の大飯原発の再稼働に向け3号機の定期検査2次系クリーンアップが開始されました。消費税問題のニュース報道を隠れ蓑に、粛々と7月上旬の原子炉起動、臨界の既成事実を作り、一気に国内10カ所以上の再稼働を目論んでいると思われます。

原発力放射性物質の収支の計算は簡単です。地球上では半減期以外に減る要素がなく、一度生成すれば溜まっていくだけです。また、原子炉循環水を冷却するために、不必要な海水温度も上昇(1秒間に70トンの海水の温度を7度上げて、また海に戻す)させてしまいます。
「そんなことより、今年の夏、私達の使う電気が足らない。そのほうが大事だ・・・」

果してそれでよいのでしょうか?