2012年8月15日水曜日
暗算は苦手だけど・・・
2012年8月15日(水)、晴れない空です。
太平洋戦争の記録も、昨年の大震災の記録も、すべてが包み隠さず公にされ、後世への警鐘として利用されることを切に望みます。
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東京電力のプレスリリース(2012.08.14 16:30現在)より部分抜粋
元データ:http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1211877_1834.html
【福島第一原子力発電所】
(前段省略)
※8月14日午前11時15分頃、4号機タービン建屋1階のパワーセンター室に水溜まりがあることを、パトロールを実施していた当社社員が発見。
水溜まりの範囲は、パワーセンター室内全域および4号機タービン建屋1階廊下北側に拡がっており、水の深さは約1cm程度で、建屋内に留まっており屋外への流出は無い。当該室内への水の流入は継続しており、3号機タービン建屋地下から雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ滞留水を移送中の配管があることから、同日午後0時21分、当該移送配管のポンプを停止したところ、同日午後0時58分、当該室内へ水の流入の停止を確認。
パワーセンター室内の溜まり水の核種分析を行った結果、セシウム134が約3.0×104Bq/cm3、セシウム137が約4.7×104Bq/cm3であったことから、溜まり水は3号機タービン建屋の滞留水と推定。なお、パワーセンター室の溜まり水については、今後4号機タービン建屋地下へ排水予定。
漏えいの原因については引き続き調査予定。
※8月12日午前10時、2号機タービン建屋地下から3号機タービン建屋地下へ溜まり水の移送を開始。
8月14日午後0時57分、移送を停止。
(以上、引用)
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つまり、2012年8月14日、午前11時15分頃、
4号機タービン建屋の1階電源室に、約1cmほどの汚染水が溢れ出ていたことになります。
そして、その1gの水からでも、セシウム134、セシウム137、共に3万ベクレルから5万ベクレルの放射線が検出されたわけです。
高濃度汚染水は、パワーセンター室内(広さ350平方メートル)からもあふれ、約4000kgほど、かきあつめれば4トントラック一台分くらいの水です。しかし、それさえもいずれ地下や海へと流出させてしまうのではないかと心配です。
また、8月14日には、樺太沖でもM7.7の地震が発生しており、大地震や津波が発生しないことを願うばかりです。
参考までに、
中山幹夫さんの、「暗算でベクレルと被曝量の換算」のブログ記事を読んでいただければ、
ベクレルからシーベルトへの換算も簡単に行なえます。
http://approaches.blog135.fc2.com/blog-entry-10.html